製品モデルの変更が金型構造モデル、2次元図面、NCプログラムにまで連動、まさにデータの一気通貫でものづくりが変わった。

自動車やオートバイ、農業機械、汎用小型エンジン、産業機械、住宅、OA機器等、 あらゆる分野に使われている精密部品を製造する山陽株式会社。精密プレス板金加工や精密切削加工のほか、溶接やカシメ、精密機器組立工程を持ち、加工から組立まで一貫した生産体制を確立している。
2006年、まだまだ2次元で設計・製作されることの多いプレス金型の業界において設計の完全3次元化を敢行。素早い立ち上がりにより導入翌年には46型をフル3次元設計。2次元CADでは確認できなかった干渉の完全検証を可能にし、製品の設計変更が起きたときには製品の3次元モデルの変更で2次元図面まであっという間に漏れなく修正。設計のポカミスはなくなり、トライの回数も削減された。
取材年月 | 2017年6月 |
業種 | プレス金型製造他 |
導入システム | TOPsolid / TOPprogress / TOPcam / TOPwire |
所在地 | 大阪府八尾市宮町4-2-26 |
設立 | 1952年 |
資本金 | 9,600万円 |
従業員数 | 127名(海外含むグループ合計377名)(2016年12月) |
事業内容 | ワイヤーフォーム品、薄板ばね、シム、プレス加工品、溶接加工品 アッセンブル品、金属プレス金型、マルチフォーミング用金型、合理化設備の設計・製造販売 |
ホームページURL | http://www.sany.co.jp/ |